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ねとげ日記(うそくさい)
Posted by - 2024.04.24,Wed
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Posted by Lita - 2004.12.16,Thu
思い出の土地ってありますか?
何年経っても、そこを訪れるとその時の思い出が甦る。
いい思い出、悪い思い出、どちらにせよそれは過去。
私は今日4年ぶりに、私の思い出の土地へと行ってきました。

(またまた文章オンリー)

それはズバリ、JR埼京線「十条駅」
高校時代の2年間を過ごした土地。
正直言えば嫌な思い出しかありませんw
当時は本当に苦しかった、ただひとこと「人間関係」と言ってしまえばそれまでなんだけど。
親、友人、チームメイト、教師、コーチ、担任、先輩、後輩。
人間関係といっても、そのパターンは対象によってさまざまになりますね。
高校の時はバスケ部でした。というか、小4~高2までの間ずっとバスケ部。
これでも体育会系なのよw

17、つまり高2のときにそこの高校をやめてから3年以上、今後一切の人生において行くつもりもなかった土地。
辛い思い出が多すぎて、まったく関係のない用事、関係のない駅でもその沿線に乗ることができなかった。
弱い自分の思い出と、過去の環境の思い出が甦りそうで、怖かったンだろね。
一応、意味もないだろうが名誉のために言うと、その高校が悪いわけじゃない。
今の私は過去の私の選択の結果だから、その過去の私の選択が悪かっただけのこと。
ただこれだけは確信を持っていえる、17までではなく18まであの土地にいて、卒業してたら。
今の自分とは性格も外見も全く違う人になってただろうと。(多分Litaも存在してなかったはずw
別パターンの自分も見てみたかったけど、残念ながら傍観者にはなれない。だから証拠があるわけでもない。
それでも、あの二年間が私の人生の転換期だったと、今も信じて疑いません。


まあ、そんなわけで偉そうに序章つけつつ行ってみたわけなんですが。
池袋からのりかえて二駅、ちょうど下りで降りるときは栄えてるほうに降りますw
久しぶりのロータリー。左にまがって、そうだこのコンビニまだあるんだなぁ。
横断歩道わたって、エーピー(ampm)がいつのまにかブックオフにΣ(゚Д゚;
中華料理屋の角を右にまがって、線路沿いにちょっといけばもう下町風情たっぷり。
ここの自販で1限さぼって煙草買ったなぁ(イケマセン)
ここは朝鮮学校もあって、遠征試合したけど。校庭が近かったからすげえ異様な行進に驚いた記憶。
まーバレやしないしバレてもいいやと学園内もお散歩。
ここは高校だけじゃなくて、付属の幼稚園・中学そして大学あるから私服姿でも生徒としてみられるしね。
図書館で奇怪な行動をとりつつ(自動かと思ったら手動のゲート…orz
友人1人みっけたけど、向こうは気づいてないしわざわざ声かけるまでもないかとそのまま。
中学生やら高校生をみつけては、あの時「その他大勢」だった対象に自分がなったんだなと思いました。
体育館ではバスケ部が練習してて、あの懐かしいライトとボールがバウンドする音、それと掛け声。
さすがに付属中・高の体育館に私服で入るのは気がひけたので遠目から見ただけだったけど、懐かしかった。


結果的に。
大丈夫だったな、と。
もっと痛いのかと想像していたのが、わりとすんなりこの土地の空気を吸えました。ってかんじ?
それどころか、忘れていた、心地良い思い出が甦った。
部活終わって、いつもこのコンビニで肉まん、ウィダーinゼリー、おにぎり買ったり。
キャプテンに慰められて帰ったり、コーチが無愛想のような含み笑いのような「オツカレ」をいって横通っていったり。
夏合宿で行った銭湯、走らされた道、「スワン」のおいしいパン。試合帰りのマック。部活と食べ物の思い出しか出ないのがなんだかなーだけど…w

ずっと、青春ってなんなんだろーって、辞めてから思ってた。
辛い思い出だけで、自分の青春使っちゃったんだーって後悔してた。
休みも何もない、週末は試合か日がな練習。毎日ヘトヘトで恋愛なんかする暇ない。
それなりに人を好きになって、彼氏つくって、週末はデートしたい!でも私はバスケ。恋人はボール(つд⊂)
自分の選択、それを選んだ自分がバカだと悔やんだ。
でもあれが、青春だったんだよな。今思えば、そうだまさしくあれぞ私の青春時代だ、と。

時は人を変える、私が変わればまわりも変わる。
変わらないものなんかないし、変わってしまったことを後悔するもんじゃない。
過去は変えられるものじゃないけど、勝手に変わっていくものだ。本人の心持ち次第で。

正直なところ、これで全てのぬかるみを掃除したと思えないし、まだ許せない人もいる。向き合えない問題もある。
たかが20年ちょいしか生きてない奴が何かと思うかもしれない。
それでも、この地にいた2年間は、私の人生において波乱しかない時代だった。忘れらない、たとえ何年たっても。


思い出の地は年々増えていくけれど、4年前の自分が居た地にようやく一歩目の足をつけてみてよかったと思いつつ、十条駅を後にするのでした。
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