ねとげ日記(うそくさい)
Posted by Lita - 2004.09.26,Sun
アオが脱走してしまいました。
今度は、正真正銘の外へ。窓ガラスを超えて、ベランダを越えて。
正真正銘の自由を手にいれてしまった。
たぶんもう、二度と会えないだろうと思う。
風切羽も切ってなかったし、飛べない私達が飛べる彼女を探すのは無理だろう。
寂しいけど、悲しくはなかった。涙も出なかった。
ただ不思議と冷静に、これでお別れなんだなという気持ちだけ。
限りある数年間・数十年間の生物の寿命のなかで、共に過ごす季節が今日終わったんだ。
私達ヒトという動物と、トリという動物の彼女とが共生する季節が。
終わった。
それだけ。
飼ったからには死に目を看取りたいというのは人間の我侭なんだろうか。
が、しかし、それはもう叶わなくなった。否定されてしまった。
おそらく、彼女は数ヶ月もしないうちに死ぬだろうと思う。
野良猫に食べられるかもしれない、飢えで倒れるかもしれない。
生まれてからずっと籠の中で食べ物も飲み物も与えられて育った彼女が、自然界に出て生きていけるとは思えない。
だけどもしかしたら生きてるかもしれない、逞しく、健やかに、天寿をまっとうするまでどこかで楽しくやってるのかもしれない。
彼女の今後について、私達には推測しかできない。
いや、今後どころじゃない。全てにおいて推測しかできないんだ。
我が家の居心地とか、不満とか、欲しいものとか。
脱走した理由とか。
脱走した日の夜は強い雨が降った。どこか雨をしのぎ、休める場所を見つけられてるといいのだけど。
さようならアオ。
どこかで逞しく生きていてくれることを、強く願っています。
お疲れ様でした。
今度は、正真正銘の外へ。窓ガラスを超えて、ベランダを越えて。
正真正銘の自由を手にいれてしまった。
たぶんもう、二度と会えないだろうと思う。
風切羽も切ってなかったし、飛べない私達が飛べる彼女を探すのは無理だろう。
寂しいけど、悲しくはなかった。涙も出なかった。
ただ不思議と冷静に、これでお別れなんだなという気持ちだけ。
限りある数年間・数十年間の生物の寿命のなかで、共に過ごす季節が今日終わったんだ。
私達ヒトという動物と、トリという動物の彼女とが共生する季節が。
終わった。
それだけ。
飼ったからには死に目を看取りたいというのは人間の我侭なんだろうか。
が、しかし、それはもう叶わなくなった。否定されてしまった。
おそらく、彼女は数ヶ月もしないうちに死ぬだろうと思う。
野良猫に食べられるかもしれない、飢えで倒れるかもしれない。
生まれてからずっと籠の中で食べ物も飲み物も与えられて育った彼女が、自然界に出て生きていけるとは思えない。
だけどもしかしたら生きてるかもしれない、逞しく、健やかに、天寿をまっとうするまでどこかで楽しくやってるのかもしれない。
彼女の今後について、私達には推測しかできない。
いや、今後どころじゃない。全てにおいて推測しかできないんだ。
我が家の居心地とか、不満とか、欲しいものとか。
脱走した理由とか。
脱走した日の夜は強い雨が降った。どこか雨をしのぎ、休める場所を見つけられてるといいのだけど。
さようならアオ。
どこかで逞しく生きていてくれることを、強く願っています。
お疲れ様でした。
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